フィリピンでは家政婦は国家資格!ミャンマー・ヤンゴンの家政婦事情

日本では刑事・探偵ドラマでよく使われる「家政婦」さん。
「逃げるは恥だが役に立つ」で新垣結衣さんが演じた職業が「ハウスキーパー」さん。

家政婦さんは少し古くて、ハウスキーパーさんが今っぽい感じで使われたりしていますが、今回はその違いと「家政婦」さんの今を、紹介していきます!

どんな職業なのかを紹介します!

そもそも家政婦・ハウスキーパーさんって何??

ミャンマー家政婦

世界大百科事典 第2版(平凡社)では、家政婦とハウスキーパーとは、

家政婦とは、主として個人の家庭に雇われて家事に従事する女性。下級の女子使用人(女中,乳母,料理女など)を監督し,家事周り全般を管理する立場にあり、男子使用人の場合の執事に匹敵する役割。

ハウスキーパーとは、家政婦長とも訳され、ほぼ家政婦同様のことを指します。執事レベルの役職

とされています。

家政婦(ハウスキーパー)さんが手を動かすイメージを持っている方も多いと思いますが、実は家政婦さんは使用人の中ではマネージャー的役割で、執事と同等役職なのです。ゴミはもちろん、ほうきを触ることもありません。

ただ日本では、ドラマでの「家政婦」というイメージに偏りがあります。そのためもう少しライトで今っぽいイメージにするために、「ハウスキーパー」さんという言葉が使われてきた背景があります。役割としては同じです。

HouseDressar

HerBESTでは、サービスをハウスマネジメントと位置づけて、スタッフはハウスドレッサー(House Dresser)と呼び、ただ手を動かすのではなく、家事周り全般を見ながら、日常に彩りがもたらすことができるような存在を目指しています。

フィリピンでは、家政婦は国家資格!国策で進めるハウスキーパー大国フィリピン

海外赴任経験が多い方はご存知の方も多いですが、世界一の家政婦輩出国は”フィリピン”

家政婦ビジネスだけでGDPの10%(314億ドル!日本円で約3.5兆円)を占めると言われ、国策として、トレーニングした家政婦を海外に輩出しています。気合の入れようも他国とは異なり、フィリピン国内にはいくつもの家政婦養成学校があり、卒業者には医者や弁護士と同様の国家資格が与えられます。

国家資格を得た家政婦さんが、欧米や中東・シンガポール・香港・上海などに行って活躍しています。

ミャンマー人の家政婦の海外展開

一方、ミャンマーでは、自国の雇用不足解消のため、2013年より香港での家政婦輩出を行っています。しかしトレーニング不足、言語での壁も多いのが現状です。

実際にメイドさんや、弊社で採用した方の初期スキルを見ても、国内で働くハウスキーパーさんも、海外の方には受け入れられるクオリティになるには時間がかかりそうです。
もちろん、とても素敵な方もたくさんいらっしゃいます。

また、ミャンマー・ヤンゴンでのハウスキーパーさんの特徴や探し方は、こちらでまとめています。ぜひ参考ください。
ミャンマーのハウスキーパーさんの探し方・スキルの見分け方

世界で輝く女性を創るために

ミャンマー家政婦

フィリピンの女性たちは、世界中の人々の暮らしを支え、自国にも多大なる貢献をしています。

HerBESTは、女性たちがスキルを身につけ、自分の可能性を拓くお手伝いをしています。
メイドさん、家政婦さん、ハウスキーパーさん、いろんな呼び名があるけれど、
ここミャンマーでも、尊敬される、クールな職業にしていきます。