ミャンマーの避暑地インレー湖でのClean Inle Green Inle 始まりました!

2017年5月より始めたClean Yangon Clean Yangon(CYGY)ですが、2018年6月で2年目。

“おそうじは人の心も綺麗にする。国籍や宗教、民族などの立場を超えて、ひとりひとりの小さなゴミ拾いが、ヤンゴンという街の未来を動かしていく。ヤンゴンをクリーンにグリーンに”というコンセプトのもと、毎月最終土曜日の朝に活動しています。

1年目が終えるとともに、嬉しいお知らせです。シャン州インレーの玄関口、ニャウンシュエで素敵な旅を届ける、Shusuke Suzukiが運営するHome Myanmarが中心になって、Clean Inle Green Inle(CIGI)が始まりました。仲間が増えましたね!

今回はCIGIのご紹介と、CYGYの今後の展開についてご紹介できればと思います。

Clean Inle Green Inleの始まり。インレー湖に広がるゴミ問題

ミャンマーの観光地として名高い避暑地、シャン州”Inle(インレー)湖”は、真夏のミャンマーに是非訪れて頂きたい絶景と上質な避暑地を楽しめるエリアです。国内外から多くの観光客が、のんびりと時間を過ごすリゾート地として知られています。

素敵な土地であるインレー湖ですが、ここ数年、観光客の増加と伴い、ゴミの廃棄や水質の悪化が問題視されてきました。政府や環境系NGOがごみ焼却炉を建設するなど、環境保全活動は少しずつ進められていたものの、インレー周辺に住む住人や、観光客には臨場感がないものでした。

そこで2017年よりニャウンシュエに住むSuzukiくんが、とても好きな場所が汚れていく、みんなが無関心なことに対して何かができないか、となってはじまった活動のひとつが、Clean Inle Green Inleでした。

第1回を無事終え、今後も継続して住人や観光客を巻き込んで、インレー周辺の意識変化や、鈴木くんを中心に素敵な仲間が集まる場になっていってもらえると嬉しいです。

Clean Yangon Clean Yangonの今後の展開

1年目はHerBESTが中心になって行いましたが、どんどん手を離れ、勝手に広がっていって欲しいなと思っていますゴミをなくしていくことはもちろんですが、活動の本質は”Good Peopleが集まるコミュニティ”というところにあると思います。

ゴミ拾いをきっかけに集まった、少しでも街を綺麗にしたい人たちが仲間になり、ゴミを拾いを超えた拡がりができてもらえたら嬉しいです。

日本の1.7倍の国土があるミャンマーという大きな大掃除も、小さなコミュニティを作って小さなゴミ拾いから始めていく、ダイナミックなイベントも必要だけど、大規模イベントだけでは、日々捨てられていくゴミはなくなりません。

一見意味のないことと思われるかもしれませんが、”街が汚いから掃除をする、汚れないように使う”、この感覚を少しずつ浸透できればと思って、いまこの瞬間に気がついている人がどんどんつながって、その環を大きくしていく。最近はヨーミンジーエリアを中心にやっていますが、インレーや、ヤンゴンの他のエリアにも広がっていっていければと。

そこで、それぞれが住むエリアのゴミ拾い活動をするときに、各地でバラバラのカラーでやるのではなく、共通の想い、名前、ビジュアルでやっていければ、小さな小さな活動が大きな活動に変わっていくんじゃないかなと信じて、今月もゴミ拾い。

早いこと、CYGY自体の存在意義がなくなる未来のために、少しずつヤンゴンのお掃除をしていきます。